ぴったりとした被せ物を綺麗に装着する。それは非常に重要な事です。
しかし、歯を入れる目的は機能を回復する事とそして残存組織の保護(残っている歯や歯肉、顎などの保護)です。
ところが機能を回復するという事が上手くいっていない。要するに噛み合わせが悪い状態になっている事が見過ごされてしまう事があります。
噛み合わせが悪いと残っている歯や顎に問題を起こしてしまうケースが多く、偏頭痛や慢性的な肩の痛みに繋がってしまう事もあります。
今日の歯科医療では、虫歯・歯周病の予防や治療はなされていますが、食べ方、噛み方、歯や顎の休め方の指導はほとんど行われていません。
これは噛み方や睡眠姿勢・悪習癖・楽器演奏・スポーツなどが、子供は言うに及ばず、成人にも直接的、間接的に歯並びや顎骨の形に影響を及ぼし、虫歯・歯周病・咬み合せの不正のみならず、全身健康を害することが理解されていないためです。
片側の奥歯ばかりで噛んでいると歯がすり減り高さが低くなり左右のバランスが狂い頭は横に傾き顔は歪んできます。
それが肩こり・偏頭痛・めまい・メニエールの原因となることがあります。
また奥歯だけで噛んでいると大顔になり、前後のバランスが狂い頭は後傾し首が曲がり猫背となり、めまい・立ちくらみ・四十肩・五十肩・上下前後に隙間・乱杭歯が生じます。
そして、もっと奥が低くなる、あるいは奥歯を失い前の方だけで噛むようになると、上の前歯が外にせりだし歯の間に隙間ができてきます。
そして、いかり肩・前傾姿勢となり、ギックリ腰・腰痛・膝痛、つま先が上がりにくくなりつまずき易くなると言われます。
治療方法は?
機器による正確な噛み方の診査・噛み方指導・咀嚼訓練が重要ですが、まず噛めるようにする。それから治療が始まります。
清水歯科藤沢院では、精密な歯科診療を行う為に、顕微鏡(マイクロスコープ)での診療を行なっております。
清水歯科藤沢院では、お口が開かなくなる、噛みにくい、めまい、頭痛、肩こり等の症状に悩む方に対して精密な診査を行い治療を行っています.