徹底的に歯を抜かない為に

 

清水歯科藤沢院では、ご自身の歯を徹底して残す為に通常であれば抜歯と診断されてしまうような歯でも長持ちさせる取り組みを行っております.

まずは諦めないで御相談ください.

実際の治療に関しては、以下の文章、写真、動画をご覧下さい.

 

 

意図的再植(歯を外で綺麗にして埋め直す治療)

     根の先や回りに汚れや膿みが付着していて根の治療をしても治らない歯や、部分的に

割れている歯に対して、一度歯を抜いてお口の外で徹底的に顕微鏡で確認しながら綺麗な状態にしてから再度歯を戻す治療法です.従来であれば清掃する事が出来なかった部分を綺麗にする事ができたり、歯が埋まっている状態では確認できなかった部分の破折を確認することができます.顕微鏡を用いて治療を行う事でより成功率が高くなりました.

 

 治療の流れは、歯の状態によって異なります.そもそも適応になるのか、費用や治療回数はどれぐらいかかるかなど、ご来院いただき検査を行ってからのご説明になります.気になる方は一度相談にいらして下さい.お問い合わせ(清水歯科藤沢院 0466-52-5537)

 

 

 

顕微鏡(マイクロスコープ)を用いて意図的再植するとなぜ良いの?

 

抜歯をした後の汚れを取る処置において直接拡大して見ることが出来る為、正確に処置を行う事が出来ます.再植術の成功率に影響する治療時間(18分を境に歯根膜の生存率が下がる1))の短縮にも繋がると考えられる為、高倍率でよく視える顕微鏡での治療は有利だと考えられます.

 

1)J. O Andreasen  ,Effect of extra-alveolar period and storage media upon periodontal and pulpal healing after replantation of mature permanent incisors in monkeys,Int. J.Oral Surg. 1981

 

 

 

歯が割れてもあきらめないで(破折歯の修復)

 

歯が割れていたら抜歯というのが従来の歯科診療の常識でした.

歯周病、虫歯についで抜歯の理由であった『歯が割れた』から抜歯という従来の流れを食い止める為に清水歯科藤沢院では顕微鏡による歯の修復により、多くの歯を守っています.

また、そもそも歯が割れないようにする為に再度治療を受けて戴く際には歯が割れにくいセラミック製の土台をおすすめしております.

 

*全ての歯に適応になるわけではありませんが、可能な限り歯を守る取り組みをしていますので、まずは御相談ください.

 

 

 

 

歯周再生療法(歯周病にかかった歯の骨を再生する)

 

歯周病治療の目的は進行を抑えて健全な状態に組織を同復させることです.
軽度の歯周病であれば、歯を清掃することで、手術をしなくても治癒する事も多いです.

しかし症状が重くなり、深い歯周ポケットができている場合、手術が必要となることがあります.
従来は歯と骨を結ぶ線維を再生できる治療方法はほとんどありませんでしたがエムドゲインという特殊なタンパク質を用いる事で再生が可能になりました.

重度の歯周病でも歯を抜かない
重度の歯周病に対する治療
歯を残す治療を徹底しています

矯正的挺出(歯を動かして虫歯、歯周病の治療を行う)

 

虫歯が深く歯肉の下まで及んでいる場合、そのままでは虫歯を完全に取りきる事が出来ず,被せものをすると悪くなりやすい.

 

そこで問題になっている部分を歯肉の上まで引っ張り上げる事で

虫歯や歯周病の問題を改善する事ができます.

これにより虫歯が深くて従来であれば抜いていた歯や、虫歯を完全に取りきらずに被せものが駄目になってしまうのを防ぐ事ができる.

ただし、抜かずに長持ちさせる良い治療だが欠点として治療の期間がある程度(3ヶ月〜6ヶ月)かかります.

歯を残す為に顕微鏡を用いた治療
歯を抜かない治療エクストルージョン
歯を抜かない為に必要な事
歯を長持ちさせるには一手間必要